食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05500360149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物としてのCorynebacterium casei KCCM 80190株を用いた発酵により生産される液体L-リジン(塩基性)の濃縮液及びL-リジン一塩酸塩の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年11月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月10日、全動物種に使用する飼料添加物としてのCorynebacterium casei KCCM 80190株を用いた発酵により生産される液体L-リジン(塩基性)の濃縮液及びL-リジン一塩酸塩の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年9月30日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該製品は、栄養添加物として全動物種用の飼料及び飲用水に使用することを意図している。有効成分はL-リジンである。産生株は遺伝子組換え(GM)株である。当該生産株は獲得した薬剤耐性遺伝子を有さない。最終製品からは、産生株の生細胞もその組換えDNAも検出されなかった。したがって、当該添加物はGMに関しては安全性上の懸念とはならない。C. casei KCCM 80190株を用いて生産される液体L-リジン(塩基性)の濃縮液及びL-リジン塩酸塩は、対象動物種、消費者及び環境に対するリスクとはならない。
 液体L-リジン(塩基性)の濃縮液及びL-リジン塩酸塩は、非反すう動物種にとって、必須アミノ酸であるL-リジンの供給源として有効であると判断される。当該L-リジンの補給が、非反すう動物における場合と同様に反すう動物においても有効となるためには、第一胃での分解から保護される必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6285