食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05490530149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する飼料添加物としての大腸菌KCCM 80212株を用いた発酵により生産されるL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年11月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月10日、全動物種に使用する飼料添加物としての大腸菌KCCM 80212株を用いた発酵により生産されるL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年9月30日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 産生株は遺伝子組換え(GM)株である。最終製品からは、産生株もその組換えDNAも検出されなかった。当該L-ヒスチジン一塩酸塩一水和物は、GMに関してどのような安全上の懸念も引き起こさない。大腸菌KCCM 80212株を用いた発酵により生産されるL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物は、動物種、動物の生理学上の状態、パフォーマンスレベル、環境条件、L-ヒスチジンを添加しない飼料におけるアミノ酸組成のバックグラウンド値、一部の必須微量元素(銅及び亜鉛など)に基づき、必要量を満たすために適量で栄養添加物として飼料に使用される場合は、対象動物種に対して安全である。
 大腸菌 80212株を用いて生産されるL-ヒスチジン一塩酸塩一水和物は、対象動物種が必要とする適量で添加される場合は、消費者に対して安全であると判断される。
 当該L-ヒスチジン一塩酸塩一水和物は、非反すう動物種にとって、必須アミノ酸であるL-ヒスチジン源として有効であると判断される。補給されるL-ヒスチジンが、非反すう動物における場合と同様に反すう動物においても有効となるためには、第一胃内での分解から保護される必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6287