食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05470460305
タイトル 欧州連合(EU)、泌乳期の雌豚に使用する飼料添加物としてのエンド-1 ,4-β-キシラナーゼ及びエンド-1 ,4-β-グルカナーゼの調製品の認可を公表
資料日付 2020年10月2日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州連合(EU)は10月2日、泌乳期の雌豚に使用する飼料添加物としてのエンド-1
,4-β-キシラナーゼ(endo-1
,4-beta-xylanase)及びエンド-1
,4-β-グルカナーゼ(endo-1
,4-beta-glucanase)の調製品の認可を官報(PDF版3ページ)で公表した。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 1831/2003は動物栄養において使用する添加物の認可、及びその根拠並びに手続きを規定している。
 規則(EC) No 1831/2003第7条の規定に従って、エンド-1
,4-β-キシラナーゼ及びエンド-1
,4-β-グルカナーゼの調製品の認可を求める申請書が提出された。申請は添加物カテゴリーの「畜産添加物」及び機能グループの「消化促進剤」に分類される、泌乳期の雌豚に使用する飼料添加物としてのAspergillus niger CBS 109.713により産生されるエンド-1
,4-β-キシラナーゼ及びA. niger DSM18404により産生されるエンド-1
,4-β-グルカナーゼの調製品の認可に関する。
 欧州食品安全機関(EFSA)は2020年1月の意見書において、当該調製品は提案された使用条件の下で、動物の衛生、消費者の安全又は環境に対して有害影響を及ぼさないと結論付けた。また当該添加物は、皮膚及び呼吸器感作性物質の可能性があると考えるべきであるとも結論された。したがって欧州委員会は、ヒトの健康、特に当該添加物の使用者への有害影響を防止するために適切な予防措置が講じられるべきであると考える。EFSAは、当該調製品が畜産添加物として、泌乳期の雌豚における食餌の消化性の改善に効果があると結論付けた。EFSAは、販売後のモニタリングに関する特定の要件が必要であるとは考えていない。EFSAはリファレンスラボラトリーから提出された飼料中の当該飼料添加物の分析法に関する報告書についても検証した。
 当該調製品の評価は、規則(EC) No 1831/2003第5条で規定される認可の条件を満たしていることを示す。したがって、本規則の付属書の規定に従って当該調製品の使用を認可するべきである。
以上の観点及び経過から欧州委員会施行規則(EU) 2020/1371を採択する。
第1条 本付属書に規定される調製品は添加物カテゴリーの「畜産添加物」及び機能グループの「消化促進剤」に属しており、本付属書の規定に従って動物栄養の添加物として認可する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) -
URL https://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/PDF/?uri=CELEX:32020R1371&from=EN