食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05470080108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、EPAの最小リスク農薬免除の対象となる有効成分のリストにキトサンの追加を提案
資料日付 2020年10月8日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は10月8日、EPAの最小リスク農薬免除の対象となる有効成分のリストにキトサン(ポリ-D-グルコサミン)を追加する提案について意見募集を行う。概要は以下のとおり。
 キトサンは天然に存在する物質である。当該物質をEPAの最小リスク農薬リスト(minimum risk pesticide list)に追加し、EPAがキトサンを含む特定の製品に対する連邦殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法(FIFRA)の登録要件を免除することによって、納税者及び利害関係者の時間及び費用を削減できる。キトサンは植物成長調整剤として使用し、ほ場作物、観賞用植物、芝生、家庭菜園及び育苗床の処理に適用される。
 キトサンは、全ての甲殻類、多くの真菌類及び多くの昆虫の外骨格の細胞壁中に見られる天然に存在する物質である。キトサンは真菌感染症から防御する植物の能力を高める殺菌剤、抗菌剤、及び植物成長調整剤として、現在EPAに登録されている。EPAの最小リスク免除リストは最後の1物質が追加されてから10年以上が経過している。
 入手可能な最新の科学を検討し、FIFRAの科学諮問委員会と協議し、全ての基準が満たされていることを確認した後、現在EPAは、最小リスク農薬の免除に適合する有効成分のリストにキトサンを追加することを提案している。
 意見募集期間は2020年11月30日までである。
 関連文書は以下のURLから、docket番号「EPA-HQ-OPP-2019-0701」を検索して入手可能。
https://www.regulations.gov/ 
 当該免除の対象となる条件の詳細は、以下のURLから入手可能。
https://www.epa.gov/minimum-risk-pesticides
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) -
URL https://www.epa.gov/newsreleases/epa-reduces-burden-promotes-innovation-proposed-action-chitosan