食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05470030149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、Dyella sp.株由来の食品用酵素イソアミラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2020年10月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月1日、Dyella sp.株由来の食品用酵素イソアミラーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した(9月9日採択、PDF版10ページ)。概要は以下のとおり。 当該食品酵素イソアミラーゼはDyella sp.株により生産された。この生産株の全ゲノム塩基配列解析において、世界保健機関(WHO)により定義されている非常に重要な抗菌剤に交差耐性を与える可能性のある、耐性に関与する遺伝子と高い相同性のある塩基配列が特定された。当該食品用酵素中においてこの生産株のDNAが検出され、これは懸念である。 当該食品用酵素は、様々なでん粉加水分解物の生産のためのでん粉加工に使用することを意図している。総有機固形物(TOS)の残渣は、でん粉から糖質類の生産における精製工程で除去されるため、食事性ばく露量は算出しなかった。毒性試験に供したバッチの特性が十分に明らかにされていないため、提供された毒性学的データを検討しなかった。 既知のアレルゲンのアミノ酸配列との相同性を調べ、合致するものはなかった。「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、意図した使用条件下で、当該食品用酵素の食事性ばく露によるアレルギー感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。 全体的に見て、CEPパネルは、Dyella sp株で生産された食品用酵素イソアミラーゼの安全性に関し結論付けられない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6250 |