食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05430910149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全ての草食動物に使用する飼料添加物としてのBioWorma(登録商標) (Duddingtonia flagrans NCIMB 30336を含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年7月23日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月23日、全ての草食動物に使用する飼料添加物としてのBioWorma(登録商標) (Duddingtonia flagrans NCIMB 30336を含有する)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年7月2日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該製品は畜産飼料添加物(zootechnical feed additive)としての使用を意図している。D. flagrans は、粘着性の菌糸のネットにより物理的に線虫を捕獲する線虫捕食菌に属する。当該添加物は厚膜胞子のD. flagransを含有するもので、牧草の病原性線虫の駆除を意図しており、結果的に草食動物に対して便益となる。
 データがないことから、対象動物種に対する安全性に関して結論付けることはできなかった。発酵中に生産される二次代謝物(フラグラノン類以外)の存在及びそれらが動物製品中へ持ち越される可能性を排除できないことから、消費者の安全性を立証することはできなかった。
 当該株は、提案されている厚膜胞子の量である3×10の4乗/kg体重/日で使用された場合に、牧草に存在する寄生線虫類の数を減少させ、そのことが草食動物に対して便益となった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6208