食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05430720149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、GM植物のアレルゲン性評価を担当する作業グループをサポートするためのステークホルダーによる諮問グループの設立に関する情報を公表
資料日付 2020年7月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月23日、GM植物のアレルゲン性評価を担当する作業グループをサポートするためのステークホルダーによる諮問グループの設立に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAは、遺伝子組換え(GM)植物のアレルゲン性評価に関する今後の作業をサポートする、ステークホルダーから成る諮問グループの設立を計画している。当該グループは、プロセスの様々な段階において意見を求められ、該当する活動を担当するEFSA科学ワーキンググループに情報を提供することとなる。
 ステークホルダーグループのメンバーシップの推薦は、登録されたEFSAステークホルダー機関、並びに、アレルゲン性評価の分野に関心を持つ非登録団体から受け付けられる。
 EFSAは、GM植物のアレルゲン性評価とGM植物由来タンパク質の安全性に関連して繰り返される課題に対処する。タンパク質の安全性評価において現在実施されているin vitroタンパク質の消化性試験である、ペプシン耐性試験の有用性に焦点を当てる。
 EFSAは、新奇タンパク質に対するアレルゲン性評価とタンパク質安全性評価に存在する主たるギャップにも対処し、更なる作業/議論を要する主要な側面を強調し、本トピックに特異的に関連する研究ニーズを明確にする。
 加盟国の専門家も諮問グループに参加する予定である。当該グループは、アレルゲン性作業グループのオンライン会議(現在の公衆衛生状況のため)、及び、2021年春開催予定のワークショップに招待される予定である。
 EFSAの遺伝子組換え生物に関するパネルは、アレルゲン性作業グループに2件の成果を要求する。即ち、リスク評価におけるin vitroタンパク質消化の有用性に関する声明を公表すること、及び、アレルゲン性評価の分野における研究ニーズ等の将来的進展、及び、一般的なタンパク質の安全性をに対する助言を提供する科学的意見書を公表することである。
 EFSAは、今年末までに声明を、2021年夏までに助言に関する科学的意見書を発表する予定である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/news/allergenicity-assessment-gm-plants-stakeholders-support-working-group