食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05430700181 |
タイトル | デンマーク工科大学(DTU)国立食品研究所、モニタリングによって新たな感染症の集団発生を検出するプロジェクトに関して情報提供 |
資料日付 | 2020年8月10日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | デンマーク工科大学(DTU)国立食品研究所は8月10日、モニタリングによって新たな感染症の集団発生を検出するプロジェクトに関して情報提供を行った。概要は以下のとおり。 感染症の集団発生は、ヒトや食品の移動によって国境を越えて拡大するリスクがある。現在の新型コロナウイルスの世界的流行は明らかな例である。迅速に感染症の集団発生を認識することによって、迅速に対策を取り、感染症の集団発生の影響を抑え、費用を低減することができる。 国立食品研究所はオランダのエラスムス大学医療センターと共同で、EUが資金提供する2020年のVEO(Versatile Emerging infectious disease Observatory)プロジェクトを主導し、世界規模の感染症のモニタリングシステムのさらなる発展を目指している。このモニタリングシステムは、世界的な集団感染を引き起こす又は引き起こす可能性のある病原微生物の迅速な特定を可能にする情報について、それらを共有するためのプラットホームの利用を可能にする。 このプロジェクトの一環で、国立食品研究所は世界中の下水の分析によってSARS-CoV-2の拡大をマッピングし、ウイルスが世界的流行に至った要因の特定を行うワークパッケージを担当している。 他のプロジェクトでは、両極の氷の融解が新たな疾患を引き起こす原因となるか確認するため、グリーンランドの永久凍土層の検体の分析を実施している。また、グリーンランドを通過する渡り鳥の移動パターンの気候変動による変化は、蚊が媒介する感染症の発生率等に影響するのかどうか調査する予定である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | デンマーク |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | デンマーク工科大学(DTU)国立食品研究所 |
URL | https://www.food.dtu.dk/english/news/nyhed?id=237e7264-0e85-4978-97a8-008ed0364fb7 |