食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05430680149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「グラヤノトキシン及び5-ヒドロキシメチルフルフラールに関する広範な文献検索」と題する外部科学報告書を公表
資料日付 2020年8月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月7日、「グラヤノトキシン及び5-ヒドロキシメチルフルフラールに関する広範な文献検索」と題する外部科学報告書(52ページ、2020年7月31日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該業務の全体的な目的は、グラヤノトキシン及び5-ヒドロキシメチルフルフラール(5-HMF)のヒト健康リスク評価におけるハザードの特定及びその特性評価ステップに関する予備作業を支援するために、これらの物質の毒性に関わる全ての関連文献を特定及び収集することであった。
 グラヤノトキシン及び5-HMFの毒性に関連する研究を特定及び収集するために、3つのデータベース(PubMed、Web of Science及びSciFinder)を用い、グラヤノトキシンについては6領域(Area 1a~6a)、5-HMFについては4領域(Area 1b~4b)で、それぞれ広範な文献検索が実施された。各領域は以下のとおり。
・グラヤノトキシン
Area 1a: 化学物質の特定、特性及び構造に関するデータ
Area 2a: 食品中の存在に関するデータ
Area 3a: 実験動物及びヒトにおける、またin vitro研究に由来するトキシコキネティクス(吸収、分布、代謝、排出)に関するデータ
Area 4a: 実験動物での毒性に関するデータ
Area 5a: in vitro及びin vivoでの遺伝毒性、in vitro研究並びに作用機序に関するデータ
Area 6a: ヒトにおける観察(疫学研究、症例報告、ばく露のバイオマーカー等)に関するデータ
・5-HMF
Area 1b: 化学物質の特定、特性及び構造に関するデータ
Area 2b: ハチの餌及びはちみつ中の存在に関するデータ
Area 3b: ハチ及びin vitro研究に由来するトキシコキネティクス(吸収、分布、代謝、排出)に関するデータ
Area 4b: ハチにおける毒性に関するデータ
 3つのデータベースからの検索結果を組み合わせ、重複を除去した後、グラヤノトキシンについては合計で652件、5-HMFについてはArea 1bで3
,862件、Area 2bで37件、Area 3bで221件、Area 4bで500件の参考文献が得られた。タイトルと要旨(入手可能な場合)のスクリーニング及び適格基準(包含/除外)を当てはめ、関連性について検索されたすべての文献を評価したところ、グラヤノトキシンについては、Area 1aで71件、Area 2aで3件、Area 3aで5件、Area 4aで75件、Area 5aで141件、Area 6aで78件、5-HMFについては、Area 1bで55件、2bで14件、Area 3bで15件、Area 4bで8件の関連文献が得られた。
 当該報告書は以下のURLから入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/epdf/10.2903/sp.efsa.2020.EN-1920

地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1920