食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05430130108 |
タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、全てのネオニコチノイド系農薬の残留基準値の取り消しを求める請願書を公表 |
資料日付 | 2020年7月30日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 米国環境保護庁(EPA)は7月30日、全てのネオニコチノイド系農薬の残留基準値の取り消しを求める請願書を公表した。概要は以下のとおり。 EPAは、天然資源保護協議会(Natural Resources Defense Council、NRDC)が提出した、ネオニコチノイド系農薬であるアセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド及びチアメトキサムの全ての残留基準値を取り消すよう求める2020年5月4日の請願に対する意見公募を行う。当該請願者らは、これらの残留基準値を裏付ける根本的な分析に欠陥があり、入手可能なデータを適切に検討すると、残留基準値が安全ではなく、取り消す必要があることを示していると主張している。 コメントは8月31日まで受け付ける。 請願者らは以下のように主張している。 ・EPAは、ネオニコチノイドへのばく露による小児の発達への影響の可能性及び低ばく露レベルでの毒性影響のエビデンスを考慮せず、最も敏感なエンドポイント及び適切な不確実係数(小児に対する安全係数10)を使用しなかった。 ・複数のネオニコチノイド類へのばく露による累積毒性の可能性を評価しなかった。 ・ネオニコチノイド類と飲料水の衛生に使用される化学物質との相互作用から生じる、ネオニコチノイド類及び他の化学物質の総計の毒性を評価しなかった。 ・急性の食事リスク評価において、高度にばく露された個人へのリスクを考慮しなかった。 したがって請願者らは、食品中の毒性のある量のネオニコチノイド類へのばく露から一般集団及び小児を保護するためには、設定された残留基準値は十分に保守的(conservative)ではないと強く主張している。 当該官報のPDFファイルは、以下のURLから入手可能。 https://www.govinfo.gov/content/pkg/FR-2020-07-30/pdf/2020-16454.pdf |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.federalregister.gov/documents/2020/07/30/2020-16454/petition-to-revoke-all-neonicotinoid-tolerances-notice-of-availability |