食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05400320298 |
タイトル | 国際がん研究機関(IARC)、マイコトキシンへのばく露とヒトにおけるがんの発生リスクとの関連の可能性に関する最新の概要を提供するためにシステマティックレビューを実施したことを公表 |
資料日付 | 2020年6月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 国際がん研究機関(IARC)は6月5日、マイコトキシンへのばく露とヒトにおけるがんの発生リスクとの関連の可能性に関する最新の概要を提供するためにシステマティックレビューを実施したことを公表した。論文は、Comprehensive Reviews in Food Science and Food Safety誌に掲載された。 近年、マイコトキシンへのばく露と原発性の肝臓がん、乳がん、子宮頸がんとの関連に焦点をおいた、ヒトにおけるマイコトキシンの発がん性の研究への関心が高まっている。今回のIARCの研究によって、IARCのモノグラフの分類と一致したアフラトキシンと肝臓がんの関連に関する明確な概要を提供した。また、この研究結果はゼアラレノン、フモニシンB1、デオキシニバレノール、オクラトキシンAといった他のマイコトキシンの発がん性に関するより綿密な研究を実施するための強力な事例となる。 これらのマイコトキシンとがんのリスクとの関連に関するヒトにおける疫学研究はほとんど実施されていない。発がん性の可能性に関する情報は乏しいか存在しない。マイコトキシンへのばく露とがんのリスクとの関連は主に実験によって確立されているが、エビデンスを基にした適切な公衆衛生の戦略を作成するためにヒトにおける疫学研究で確認する必要がある。 関連論文は下記のURLから入手可能。 https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/1541-4337.12567 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際がん研究機関(IARC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.iarc.fr/news-events/mycotoxin-exposure-and-human-cancer-risk-a-systematic-review-of-epidemiological-studies/ |