食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05380170149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、開花したアブラナ等の有効成分ホスホン酸カリウムに関する現行の最大残留基準値(MRLs)の改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2020年5月13日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月13日、開花したアブラナ(flowering brassica)等の有効成分ホスホン酸カリウム(potassium phosphonates)に関する現行の最大残留基準値(MRLs)の改正に関する理由を付した意見書(2020年4月24日承認、31ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6122)を公表した。概要は以下のとおり。 Tilco-Alginure社は欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、ドイツにおける管理当局に対して、開花したアブラナ、はくさい、ケール及びほうれんそう中の有効成分ホスホン酸カリウム に関する現行のMRLsの改正を申請した。 申請書を裏付ける提出データは、評価対象の全ての作物に関するMRL案を導出するのに十分であった。評価対象の作物中のホスホン酸カリウムの残留物を管理する規制のための適切な分析法が利用可能である。 EFSAはリスク評価の結果に基づき、報告された農業生産工程管理(GAP)に従ったホスホン酸カリウムの使用による残留物の長期的摂取が、消費者の健康に対してリスクを及ぼすとは考えにくいと結論付けた。消費者リスク評価は目安として見なされ、より現実的な摂取量評価がホスホン酸カリウムのMRLレビューの枠組みにおいて実施される。規制のためのリスク評価において使用するのに適切な信頼できるエンドポイントが提示されている。 EFSAのMRLs改正案は以下のとおり。 (1)現行の規制の残留物の定義:ホセチルアルミニウム(ホセチル、ホスホン酸及びそれらの塩類の和をホセチルとして表す) (2)規制の残留物の定義案:ホスホン酸及びそれらの塩類をホスホン酸として表す 品目 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg 開花したアブラナ 10 (1) 70 (2) 50 はくさい 10 (1) 30 (2) 20 ケール 10 (1) 30 (2) 20 ほうれんそう 0.75 (1) 300 (2) 200 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6122 |