食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05370120149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、神経系へ急性影響を及ぼす農薬の累積の摂食リスク判定に関する科学的報告書を公表
資料日付 2020年4月29日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月29日、神経系へ急性影響を及ぼす農薬の累積の摂食リスク判定に関する科学的報告書(2020年3月20日承認、79ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6087)を公表した。概要は以下のとおり。
 専門家の知識引き出し(knowledge elicitation)に基づく不確実性分析に支援されて、神経系への2つの影響、すなわち、脳及び赤血球のアセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害、及び運動神経の機能的変化に関して、農薬の残留物への食事性ばく露量の遡及的な急性累積性のリスク評価が実施された。
 この評価において検討された農薬は、それらの神経系への影響に関する農薬の累積評価グループ(CAGs)の設定に関する報告書において特定され、判定された。
 累積ばく露量の評価はEFSA及びオランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)により、2つの異なるソフトウェアツールを使用した確率モデルにより実施され、別々に報告された。
 これらのばく露量評価は、2014年、2015年及び2016年における公的な農薬モニタリング計画に基づき欧州連合(EU)加盟国が収集したモニタリングデータ、及び様々な国及び様々な年齢グループからなる10集団から得た個々の摂取量データを使用した。
 この報告書は利用可能なデータ及び関連する不確実性を考慮して累積リスクの判定を完結する。10集団の各々に対して、神経系へ前述の急性影響を及ぼす農薬への累積ばく露量は、リスク管理機関により設定された法的考察のための閾値を超過しないことが様々な程度の確実性をもって結論付けられた。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6087