食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05360090149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、哺乳類毒性において繰り返される全般的課題に関する農薬ピアレビュー会合の結果を公表 |
資料日付 | 2020年4月6日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月6日、哺乳類毒性において繰り返される全般的課題に関する農薬ピアレビュー会合結果のテクニカルレポート(2020年3月26日承認、26ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2019.EN-1837)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009の規定に基づくEFSAの農薬有効成分のピアレビューの間に、有効成分のリスク評価の調和化を高めるために、欧州連合(EU)加盟国当局の専門家との協議を必要とするいくつかの側面が哺乳類毒性の領域において特定された。 EFSAは、EFSA及び欧州化学品庁(ECHA)のガイダンス及びそのガイダンスの使用に関して利害関係者から寄せられた意見を利用してこれまでに得られた内分泌かく乱特性の評価に関する知識を発表した。 今後のガイダンスの更新に関するポイントのリストが提示され議論された。 残留物として、また地下水中に存在する異性体及び代謝物の評価に関連した全般的な課題と共に、不純物の関連性の評価に関するECHAのガイダンスを農薬に関して使用する可能性も議論された。 遺伝毒性についても、特に混合物及び特定の遺伝毒性のエンドポイントの予測可能性のあるin silico法に関連して議論された。さらに専門家らは、無毒性量(NOAEL)が設定できず、最小毒性量(LOAEL)が導出される場合、毒性学的試験においてベンチマークドーズ法を使用する可能性を検討した。 最後にEFSAは、in vitroの種間比較代謝、皮膚吸収に関する経済協力開発機構(OECD)のプロジェクト、発達神経毒性及び有害転帰経路(AOP)の開発に関連して現在進行中の活動について直近の状況を説明した。 今回議論されなかったものの、今後の議論で検討すべきいくつかの全般的課題がある。歴史的な対照データ(HCD)がそのうちの一つである。会議における議論及び結論に基づき勧告事項が編集され、その実行に向けた検討が今後行われる。 勧告事項(抜粋):ECHAとEFSAとの間の一貫した方法が必要である。地下水中の代謝物の関連性評価に関するガイダンスの更新に欧州委員会は留意が必要である。化合物の遺伝毒性を取扱う際には科学委員会の声明を使用する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1837 |