食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05340490149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用及び採卵用家きん(七面鳥を除く)に使用する、主なカロテノイド源としてカプサンチンを含有するけん化されたパプリカ抽出物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2020年2月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月24日、肉用及び採卵用家きん(七面鳥を除く)に使用する、主なカロテノイド源としてカプサンチンを含有するけん化されたパプリカ抽出物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2020年1月29日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 このけん化されたパプリカ(Capsicum annuum)抽出物は、種々のカロテノイドを25~90g/㎏の濃度で含有する。その中で、仕様上、カプサンチン含有量が最も多い(総カロテノイド(TC)の35%超)。 最大推奨用量であるTC40mg/kg飼料は、安全マージン6以上で、肉用鶏及び採卵鶏に対して安全である。この結論は、肉用及び採卵用のマイナー種の鳥類に外挿される。けん化されたパプリカ抽出物は遺伝毒性ではない。 ラットにおける90日間試験での無作用量(NOEL)及びばく露推定を根拠に、けん化されたC.annuum抽出物(カプサンチン濃度は総TCの35%以上)の動物組織及び動物製品中の残留へのばく露量が消費者の安全性への懸念とはならないと結論付けられるための適切なばく露マージン(700~2 ,000)が存在する考えられると判断された。 けん化されたパプリカ抽出物を家きん用飼料に使用することは、環境への懸念とはならない。けん化されたパプリカ抽出物は、ブロイラーの皮膚及び卵黄を着色する可能性がある。この結論は、肉用及び採卵用のマイナー種の鳥類に外挿される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6023 |