食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05330450149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、乳牛用飼料添加物としてのAmaferm(登録商標)の認可更新に関する評価についての科学的意見書を公表
資料日付 2020年2月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月18日、乳牛用飼料添加物としてのAmaferm(登録商標)(Aspergillus oryzae NRRL 458株の発酵製品)の認可更新に関する評価についての科学的意見書(2020年1月28日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 AMAFERM(登録商標)は、A.oryzae NRRL 458株により生産される発酵製品であり、α-アミラーゼ及びセルラーゼ酵素活性を有し、雌牛用飼料添加物としての使用が認可されている。本意見書は、AMAFERMを乳牛に使用することの認可更新に関するものである。
 EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、以前の意見書の中で、当時入手可能であったデータ及び知見を根拠に、当該添加物は雌牛、消費者及び環境に対して安全であると結論付けた。
 申請者は、当該添加物の酵素活性特性に関する新たな情報及び産生株に関する情報を提出した。当該発酵製品中の酵素活性に関しては、分析手法における弱点及び限界が指摘された。産生株に関する情報からは、産生株の分類学上の分類を確定することはできなかった。加えて、最終製品中に生細胞/生芽胞が存在するかについては不確実性が残る。したがって、同パネルは産生株の安全性に関する以前の結論を裏付けることはできず、故に、対象動物種及び消費者に対する安全性を裏付けることはできなかった。
 認可更新の枠組みにおいては、当該添加物の有効性に関する評価を行う必要はなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6011