食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05330160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分ピリダベンのピーマンにおける現行の最大残留基準値(MRL)の改正及びナッツにおけるインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2020年2月25日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月25日、有効成分ピリダベン(pyridaben)のピーマン(sweet pepper/bell pepper)における現行の最大残留基準値(MRL)の改正及びナッツ(tree nuts)におけるインポートトレランスの設定に関する理由を付した意見書(2020年1月30日承認、26ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.6035)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、Nissan Chemical Europe社はオランダの管理当局に対して、有効成分ピリダベンのピーマンにおける現行のMRLの改正、及びナッツにおけるインポートトレランスの設定を求める2件の申請書を提出した。
 申請を裏付ける提出データは、ピーマンに関して0.3mg/kg、ナッツに関して0.05mg/kgのMRL案を導出するのに十分であった。バリデーションのとれた0.01mg/kgの定量限界(LOQ)以上で、検討対象の作物中のピリダベンの残留物を管理するのに適切な規制のための分析法が利用可能である。
 EFSAはリスク評価の結果に基づき、米国から輸入されるナッツへのピリダベンの使用、及び報告された農業生産工程管理に従ったピーマンへの屋内での使用から生じる残留物の短期的及び長期的摂取が消費者の健康へのリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。規制のためのリスク評価に使用するのに適切な信頼できるエンドポイントが提出されている。
EFSAのMRLsの改正案は以下のとおり。
品目         現行のMRL mg/kg     MRL改正案 mg/kg
ナッツ           0.01           0.05
ピーマン          0.01           0.3
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6035