食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05320550149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用するリグノスルホン酸塩の安全性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2020年2月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月12日、全動物種に使用するリグノスルホン酸塩の安全性に関する科学的意見書(2020年1月10日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 リグノスルホン酸塩は、技術的添加物(technological additives)として使用される(機能グループ:結着剤)。以前の意見書では、対象動物種及び環境に対する安全性に関して結論付けることはできなかった。本意見書は、申請者が提出した追加情報に基づく。
 対象動物種に対する安全性に関しては、リグノスルホン酸塩の推奨される最大含有量である10
,000mg/kg完全配合飼料は、離乳後の子豚に対して安全であると判断される。サケ科魚類及び乳牛に対する飼料中の安全と考えられる濃度は特定できなかった。
 また、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、「10
,000㎎/kg完全配合飼料は肉用鶏、採卵鶏及び肉用牛に対して安全であるが安全マージンは特定できない。したがって、当該結論は全ての動物種/カテゴリーに拡大することはできない」との以前の結論を繰り返す。
 非常に高濃度で行った全ての生態毒性試験で有害な影響がないことが裏付けられたことを考慮すれば、当該添加物を使用条件下で動物用栄養に使用することによる環境への懸念は予見されない。
 リグノスルホン酸塩は、結着剤ペレットとして有効である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2020.6000