食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05310620149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、MenaQ7(登録商標)及び動脈の弾性特性に関する健康強調表示について科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2020年1月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月31日、MenaQ7(登録商標)及び動脈の弾性特性に関する健康強調表示について科学的意見書(2019年11月27日採択、10ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.5949)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 1924/2006第13条第5項の規定に従ってNattoPharma ASA社からアイルランドの管理当局を介して健康強調表示の認可に関して提出された申請を受けて、EFSAの「栄養、新食品及び食品アレルゲンに関する科学パネル」(NDAパネル)はMenaQ7及び動脈の弾性特性の維持に関連する健康強調表示の科学的実証に関する意見を述べるよう要請された。 新たに開発された科学的エビデンスに基づく健康強調表示に該当する申請の範囲が提案された。健康強調表示の対象として申請者により提案された食品はMenaQ7であり、重量でメナキノン-7(ビタミンK2)を97%含有する。 NDAパネルは、MenaQ7の特性評価は十分であると考える。申請者により提案された健康強調表示は、「動脈硬化の改善」である。EFSAからの要請を受けて、申請者は健康強調表示を動脈の弾性特性の維持(動脈硬化の測定により)とすることに同意した。NDAパネルは、動脈の弾性特性の維持は生理学的に良い効果であると考える。 健康強調表示の科学的実証のために提出された3件のヒトの介入試験からは結論は何も引き出せなかった。ヒトのin vivoにおける動脈の弾性特性の維持に対するMenaQ7の効果のエビデンスがない中で、提案しているメカニズムに関する試験群は、健康強調表示の科学的実証のためのエビデンスの源として使用できない。NDAパネルは、MenaQ7の摂取と動脈の弾性特性の維持との間の因果関係は確立されなかったと結論する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5949 |