食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05310430104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、鹿慢性消耗病(CWD)の発生に関する情報を更新 |
資料日付 | 2020年1月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は1月29日、鹿慢性消耗病(CWD)の発生に関する情報を更新した。概要は以下のとおり。 2020年1月現在、米国本土の少なくとも24州及びカナダの2州において、野生(free-range)のシカ、アメリカアカシカ(elk)及び/又はヘラジカ(moose)でのCWDが報告されている。更に、ノルウェー、フィンランド及びスウェーデンではトナカイ及び/又はヘラジカでのCWDが報告されており、韓国では少数の輸入症例が報告されている。当該疾病は、農場で飼育されたシカ及びアメリカアカシカでも見つかっている。 全国的にみれば、野生(free-range)のシカ及びアメリカアカシカでの全体的なCWD発生率は比較的低い。しかし、疾病が発生しているいくつかの地域では、感染率はおそらく10%(10頭中1頭)を超え、局所的には25%(4頭中1頭)よりも高い感染率が報告されている。一部の捕獲飼育(captive)シカでの感染率はより高く、少なくとも1つの捕獲飼育シカ群で感染率が79%(5頭中4頭に近い)であったことが報告されている。 2020年1月時点で、米国24州の299郡から、野生(free-range)のシカ科動物でのCWDが報告されている。 (訳注1)野生(free-range)シカとは、移動を制限するような柵がない地域で生息している野生のシカ。捕獲飼育(captive)シカとは、野生のシカを捕獲し、その後柵で囲った広い区域で飼育されているシカ。 (訳注2)前回更新時(2019年11月)からの変更内容は、発生が報告された米国内の郡(アーカンソー州 1郡、アイオワ州 1郡、モンタナ州 1郡、ネブラスカ州 1郡、サウスダコタ州 5郡、テネシー州 4郡、バージニア州 2郡、ウィスコンシン州 3郡の計18郡)の追加である(米国郡数281から299に増加)。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.cdc.gov/prions/cwd/occurrence.html |