食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05310280149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分フルジオキソニルの特定の油糧種子中の現行の最大残留基準値(MRLs)の改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2020年1月31日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月31日、有効成分フルジオキソニル(fludioxonil)の特定の油糧種子中の現行の最大残留基準値(MRLs)の改正に関する理由を付した意見書(2019年12月17日承認、34ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.5994)を公表した。概要は以下のとおり。 Syngenta France社は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定によりフランスの管理当局に対して、有効成分フルジオキソニルの特定の油糧種子中の現行のMRLを改正するために申請書を提出した。 申請を裏付けるデータは、亜麻の種子(亜麻仁)、ごまの種子等に関して0.3mg/kg、生乳に関して0.02mg/kgのMRL案を導出するのに十分であった。バリデーションのとれた0.01mg/kgの定量限界(LOQ)で、検討対象の植物由来の食品中のフルジオキソニルの残留物を管理するのに適切な規制のための分析法が利用可能である。 EFSAの実施した慢性リスク評価に基づき、報告された農業生産工程管理に従ったフルジオキソニルの使用から生じる残留物の摂取が消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論された。このリスク評価は、リスク評価の残留物の定義に含まれる特定の代謝物の程度に関する試験データが検討対象の油量種子に関して入手できないため、追加的、標準外の不確実性により影響を受ける。 EFSAのMRLs改正案は以下のとおり。 品目 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg 亜麻の種子 0.01 0.3 更なるリスク管理機関の検討を要する |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5994 |