食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05310260149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、テルブチラジンの現行の最大残留基準値(MRLs)のレビューに関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2020年1月30日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月30日、テルブチラジン(terbuthylazine)の現行の最大残留基準値(MRLs)のレビューに関する理由を付した意見書(2019年12月13日承認、48ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.5980)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州食品安全機関(EFSA)は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従って、農薬の有効成分テルブチラジンに関して欧州レベルで現在設定されているMRLsをレビューした。植物、加工食品、輪作作物及び家畜におけるテルブチラジンの残留物の存在量を評価するために、EFSAは欧州委員会規則(EU) No 33/2008の枠組みにおいて導出された結論、及び欧州連合(EU)加盟国により報告された欧州認可(それを裏付ける残留物のデータを含む)を検討した。
 利用できるデータの評価に基づきMRL案が導出され、消費者リスク評価が実施された。消費者への明らかなリスクは特定されなかったが、規制の枠組みにより要件となっているいくつかの情報(※訳注)が欠落していた。したがって、消費者リスク評価は目安としてのみ考えられ、EFSAの導出したいくつかのMRL案はリスク管理機関による更なる検討が必要である。
EFSAのMRLsの提案は以下のとおり(一部抜粋)
品目          現行MRL mg/kg   MRL改正案 mg/kg
スイートコーン       0.1          0.02 更なる検討を要する
とうもろこし        0.1          0.02
生乳            0.05          0.02 更なる検討を要する
(※訳注)
・高水分及び高油分の農産物の規制のための分析法について、確認方法及び独立した研究所(ILV)
・高水分(テルブチラジン、MT1及びMT14)及び高たん白質(テルブチラジン及びMT1)の農畜産物(このデータギャップはスイートコーンやハウチワマメに、及び飼料が家畜のばく露に主に寄与する場合の家畜に該当する)におけるテルブチラジンの貯蔵安定性を調査する代表的な試験
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5980