食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05310160149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、有効成分スピロテトラマトの現行の最大残留基準値(MRLs)のレビューに関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2020年1月23日 |
分類1 | 化学物質 |
分類2 | 農薬 |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月23日、スピロテトラマト(spirotetramat)の現行の最大残留基準値(MRLs)のレビューに関する理由を付した意見書(2019年12月3日承認、124ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.5960)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州食品安全機関(EFSA)は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従って、農薬の有効成分スピロテトラマトに関して欧州レベルで現在設定されているMRLsをレビューした。植物、加工食品、輪作作物及び家畜におけるスピロテトラマトの残留物の存在量を評価するために、EFSAは欧州指令91/414/EEC、欧州議会及び理事会規則(EC) No 1107/2009及び欧州委員会規則(EU) No 188/2011の枠組みにおいて導出された結論、コーデックス委員会により設定されているMRLs、インポートトレランス及び欧州連合(EU)加盟国により報告された欧州認可(それを裏付ける残留物のデータを含む)を検討した。 利用できるデータの評価に基づきMRL案が導出され、消費者リスク評価が実施された。消費者への明らかなリスクは特定されなかったが、規制の枠組みにより要件となっているいくつかの情報(※訳注)が欠落していた。したがって、消費者リスク評価は目安としてのみ考えられ、EFSAの導出したいくつかのMRL案はリスク管理機関による更なる検討が必要である。 EFSAのMRLsの提案は以下のとおり(一部抜粋) 品目 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg グレープフルーツ 1 0.5 りんご 1 0.7 いちご 0.4 0.3 (※訳注) ・Brussels sprout、コールラビ、西洋白ネギ(leek)、キンカン及びハーブの花からの浸出液に関する農業生産工程管理(GAP)を遵守した追加の残留物試験 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5960 |