食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05310140149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、アセキノシルの現行の最大残留基準値(MRLs)のレビューに関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2020年1月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月22日、アセキノシル(acequinocyl)の現行の最大残留基準値(MRLs)のレビューに関する理由を付した意見書(2019年12月11日承認、46ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2018.5983)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州食品安全機関(EFSA)は欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従って、農薬の有効成分アセキノシルに関して欧州レベルで現在設定されているMRLsをレビューした。植物、加工食品、輪作作物及び家畜におけるアセキノシルの残留物の存在量を評価するために、EFSAは欧州委員会規則(EC) No 188/2011の枠組みにおいて導出された結論、インポートトレランス及び欧州連合(EU)加盟国により報告された欧州認可(それを裏付ける残留物のデータを含む)を検討した。 利用できるデータの評価に基づきMRL案が導出され、消費者リスク評価が実施された。消費者への明らかなリスクは特定されなかったが、規制の枠組みにより要件となっているいくつかの情報(※訳注)が欠落していた。したがって、消費者リスク評価は目安としてのみ考えられ、EFSAの導出したいくつかのMRL案はリスク管理機関による更なる検討が必要である。 EFSAのMRLsの提案は以下のとおり(一部抜粋) 品目 現行MRL mg/kg MRL改正案 mg/kg なす 0.2 0.3 更なる検討が必要 きゅうり 0.08 0.08 ホップ 15 20 更なる検討が必要 (※訳注) ・高油分の食品中のアセキノシルの規制のために十分にバリデーションのとれた分析法 ・高油分の食品及びホップにおける残留物の貯蔵中の安定性の代表的試験 ・低温殺菌、煮沸及び消毒についての標準的な加工条件下で、残留物の性質を調査する標準的な加水分解試験 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5983 |