食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05300400164 |
| タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、食品に含まれるナノ粒子の健康へのリスクに関してシグナルの特定とリスクの重み付けの方法論について公表 |
| 資料日付 | 2020年1月16日 |
| 分類１ | --未選択-- |
| 分類２ | --未選択-- |
| 概要（記事） | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は2020年1月16日、食品に含まれるナノ粒子の健康へのリスクに関してシグナルの特定とリスクの重み付けの方法論について公表した。 ナノテクノロジーのおかげで食品用の多数の新製品及びナノマテリアルの開発が可能である。貧血に対応するために鉄ナノ粒子を食品に添加したり、製品の保存期間を より長くするためにナノ粒子の包装技術を開発したりできる。 製造業者は公共の安全に責任があり、法律及び規制を順守する必要がある。しかし、現在の法律及び規制は、ナノテクノロジーが引き起こす可能性のある健康リスクの特定のためには十分には最新ではない可能性がある。したがって、政策立案者はこの状況に対応するため、法律の改正を推し進めることができると考えられる。また更に評価をする必要があると考えられる。RIVMは、政策立案者が可能性のある健康リスクのために先ず評価しなければならない食品中のナノマテリアルに関する開発事項(シグナル)を明確にする方法を開発した。そうすることによって結果に基づいて措置を取ることができる。 この方法と同時にRIVMは6つのシグナルを作成した。それらは、食品及び飲料水を介したナノ粒子へのばく露、ナノ銀、食品のためのナノカプセル封入法、食品に鉄を添加する際のナノ粒子の利用、乳児用調製乳への針状のナノハイドロキシアパタイトの利用に関するものである。最後に、研究者は、複数の難溶性粒子への同時のばく露によって健康への影響が増大するかどうか調査した。RIVMはこの点について推奨事項を作成し、フォローアップを提案する。 新たな方法論は化学物質の新たな又は出現しつつあるリスクに対する既存の方法に基づいている。この方法は、食品中のナノマテリアルの潜在的な健康へのリスク評価に適応している。ナノマテリアルを含み食品に使用される製品及び素材に関する情報を収集し、その後専門家は問題となる物質の特性及びナノ粒子としての特性に関係するリスクを評価する。 報告書は下記URLから入手可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2019-0191.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オランダ |
| 情報源（公的機関） | オランダ/公衆衛生･環境保護研究所（RIVM） |
| 情報源（報道） | - |
| URL | https://www.rivm.nl/publicaties/potential-health-risks-of-nanomaterials-in-food-methodology-to-identify-signals-and |