食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu05300370149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、新食品としてのエチレンジアミン四酢酸第二鉄ナトリウム(ferric sodium ethylenediaminetetraacetic acid (EDTA))に関する追加情報の評価に向けた技術的支援について技術報告書を公表 |
| 資料日付 | 2020年1月15日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月15日、新食品としてのエチレンジアミン四酢酸第二鉄ナトリウム(ferric sodium ethylenediaminetetraacetic acid (EDTA))に関する追加情報の評価に向けた技術的支援について技術報告書を公表した(2019年12月19日採択、PDF版8ページ、doi.org/10.2903/sp.efsa.2020.EN-1776)。概要は以下のとおり。 欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、鉄供給源として利用する新食品としてのEDTA第二鉄ナトリウムに関し申請者から提出された追加情報の調査を求められた。 当該追加情報は、食品添加物及び食品に添加する栄養源に関する科学パネル(ANSパネル)により評価済みである、Ferrazone XF(登録商標)として商品化されているEDTA第二鉄ナトリウムより構成される製品中に、ナノメートル粒度範囲の粒子は存在しないことの実証を目的としている。当該追加情報は、ヘリウム比重瓶法、窒素吸収測定、動的光散乱法、走査型電子顕微鏡観察、視覚的溶解度測定により作成されている。これらの解析から得られた、体積より算出される比表面積は、当該製品が(ナノ粒子を含む)微小粒子で構成されている可能性が低いことを示している。溶解度データは、当該製品の高い溶解性を示し、不溶性/持続性粒子の存在に関する懸念が払拭されている。 提出された追加情報に基づき、EFSAは、Ferrazone XF(登録商標)の摂取の結果として、微小かつ不溶性かつ潜在的生物学的持続性という特性を有するEDTA第二鉄ナトリウム粒子(ナノ粒子を含む)へばく露される可能性は低いと結論する。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | - |
| URL | https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2020.EN-1776 |