食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05300180149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ジクロホップ(類縁体のジクロホップメチルを検討)の現行の最大残留基準値(MRLs)のレビューに関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2020年1月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月22日、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従って、ジクロホップ(diclofop)(類縁体のジクロホップメチル(diclofop‐methyl)を検討)の現行の最大残留基準値(MRLs)のレビューに関する理由を付した意見書(2019年12月15日承認、34ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2020.5981)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州食品安全機関(EFSA)は、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第12条の規定に従って、農薬の有効成分ジクロホップに関して欧州レベルで現在設定されているMRLsをレビューした。
 植物、加工食品、輪作作物及び家畜におけるジクロホップの残留物の存在量を評価するために、欧州委員会規則(EC) No 33/2008の枠組みにおいて導出された結論及び欧州連合(EU)加盟国により報告された欧州認可(それを裏付ける残留物のデータを含む)を検討した。
 利用できるデータの評価に基づきMRL案が導出され、消費者リスク評価が実施された。消費者への明らかなリスクは特定されなかったが、規制の枠組みにより要件となっているいくつかの情報(※訳注)が欠落していた。したがって、消費者リスク評価は目安としてのみ考えられ、EFSAの導出したMRL案はリスク管理機関による更なる検討が必要である。
(※訳注) 
 ・主要作物の代謝を調査し、ばれいしょ、にんじん、head cabbage、さや付き豆及びてんさい(飼料用含む)に関する認可済の用途を対象にする代表的試験、及びこれら品目への認可済みの用途を裏付ける残留物試験  
 ・ジクロホップ酸の抱合体、化合物Mxの抱合体及び代謝物6aの毒性学的プロフィールを扱う試験(小麦及び大麦への用途に関連する)及びこれらの物質を分析する残留物試験
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5981