食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05300040108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)、地表水の農薬濃度を推定する新たな方法論に関する意見公募について公表
資料日付 2020年1月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国環境保護庁(EPA)は1月15日、地表水の農薬濃度を推定する新たな方法論に関する意見公募について公表した。概要は以下のとおり。
 EPAは、地表水源からの農薬へのばく露を推定するためにEPAが開発した新しい方法論に関する意見公募を行う。これらの方法論により、過小評価、過大評価を減らして、一貫性を高めることにより、EPAの推定の精度が高まるであろう。
 最近の自動化における進歩及びデータの質の向上により、EPAは地表水の評価で用いる環境特性をよりよく反映する新たなシナリオを構築するという目標に向けて、また一歩前進している。これらのシナリオは、地表水中の農薬濃度を推定するEPAのツールで用いることができる。加えて、EPAは飲用水取水地へ排水する流域内において栽培された作物の量をより適切に説明するために、収穫面積率(PCA)を使用する方法を開発した。また、この新しい方法では、作物に使用された農薬の量をより適切に捕えるために、収穫処理率(PCT)も使用する。これらの新しい方法により、農薬に関するEPAの評価は継続してヒトの健康を保護するということを確実にする。
 EPAは農薬の評価において、飲用水中の農薬濃度が健康への悪影響を引き起こす可能性があるかどうかを判断するために、飲用水の評価を実施している。これらの評価には、飲用水の地表及び地下水源における農薬の存在の可能性と規模の分析が含まれる。EPAは、これらの新しい方法論を将来の農薬の飲用水評価に組み込み、地表水の評価の一貫性を高め、農薬ばく露の推定値を改善する予定である。
 意見公募は2020年2月29日まで行う。
 新しい方法論についての情報は、以下のURLから入手可能。
https://www.epa.gov/pesticide-science-and-assessing-pesticide-risks/about-water-exposure-models-used-pesticide
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) -
URL https://www.epa.gov/pesticides/epa-requests-comments-new-methodologies-estimate-pesticide-concentrations-surface-waters