食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05260060164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、水道水からの鉛の摂取について様々な高リスク集団のばく露量とリスク評価に関する報告書を公表 |
資料日付 | 2019年11月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は11月6日、水道水からの鉛の摂取について様々な高リスク集団のばく露量とリスク評価に関する報告書を公表した。 水道水から鉛を摂取する可能性がある。鉛の水道管を使用している古い住宅では特にそのリスクが高い。新しいパイプと蛇口を取り付けて十分に水を流していない場合も一時的により多くの鉛が水道水に含まれる。RIVMは、このような状況では水道水が食品と水による1日の総鉛ばく露量の大部分を占めると推定した。このような水道管で給水される水道水で作った調製乳で育てられる乳児にとって、水道水は総ばく露量の80%を占めている。このような状況では住民は安全であると考えられているよりも高濃度の鉛にばく露されている。 鉛の水道管が設置されている住宅の住民は古い鉛の水道管を取り替えることによって、また新しい蛇口と水道管を設置した住民は推奨されているように十分水を流すことによって、鉛のばく露量を低減することが可能である。鉛へのばく露は小児の知能指数(IQ)に負の効果があり、成人においては腎臓疾患及び高血圧の可能性が増加する。 RIVMは本研究で高リスクである4集団(胎児、調製乳で育てられる乳児、7歳までの小児、成人)の鉛のばく露量を推定した。摂取する食品を通じて鉛にばく露するので、このばく露源も推定に含まれた。推定された総摂取量を超えると有害影響が起こりうる限界値と比較した。 この研究は、オランダ保健・福祉・スポーツ省が市の公衆衛生局を支援するために実施した。 これらの機関は関連パートナーと協力し、推定と結論を利用して明確な情報メッセージ原案を作成する。 報告書は下記URLから入手可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2019-0090.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.rivm.nl/publicaties/loodinname-via-kraanwater-blootstellings-en-risicobeoordeling-voor-diverse |