食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05230390104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、Caviブランドの丸ごとの生鮮パパイヤに関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を最終更新 |
資料日付 | 2019年9月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター (CDC)は9月12日、Caviブランドの丸ごとの生鮮パパイヤに関連したサルモネラ属菌集団感染に関する情報を最終更新した。概要は以下のとおり。 1. CDC、複数州の公衆衛生及び規制当局、並びに米国食品医薬品庁(FDA)は、複数州におけるサルモネラ・ウガンダ(Salmonella Uganda)の集団感染に関して調査を行った。 2. S. Uganda 集団感染株に感染した81人が9州(ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州他)から報告された。発症日は2019年1月14日から7月16日までで、多くは2019年4月以降に発症した。患者は1歳未満から90歳、年齢中央値は62歳であった。患者の54%が女性であった。情報の得られた51人のうち27人(53%)が入院した。サルモネラ属菌による死亡の報告はなかった。情報の得られた48人の患者のうち、31人(65%)がヒスパニック系住民であると報告された。 3. 全ゲノムシークエンス解析(WGS)では、患者由来の分離株66菌株において、ストレプトマイシン及びスルフィソキサゾールに対する耐性が予想された。臨床分離株4菌株について、CDCの全米薬剤耐性監視システム(NARMS)の標準薬剤感受性試験法を用いた試験により、1菌株がストレプトマイシンへの耐性を示し、3菌株は耐性を示さなかった。この耐性は多くの患者の治療に使用される抗菌性物質の選択には影響しない。 4. 疫学及び遡及調査のエビデンスによって、メキシコから輸入され、ニューヨーク州ブロンクスのAgroson’s社によって供給されたCaviブランドの丸ごとの生鮮パパイヤが、当該集団感染の原因である可能性が高いことが示された。 5. 9月12日現在、本集団感染は終息したとみられる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.cdc.gov/salmonella/uganda-06-19/index.html |