食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05230210149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、SAS(登録商標)ソフトウェアを使用した、神経系へ急性影響を及ぼす農薬の累積の食品由来ばく露量評価に関する報告書を公表
資料日付 2019年9月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月17日、SAS(登録商標)ソフトウェアを使用した、神経系へ急性影響を及ぼす農薬の累積の食品由来ばく露量評価に関する報告書(2019年6月28日承認、54ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5764)を公表した。概要は以下のとおり。
 神経系へ急性影響(脳及び赤血球のアセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害、及び運動神経の機能的変化)を及ぼす農薬の2つのグループに関して遡及的(retrospective)な食品由来ばく露量評価が実施された。この評価において検討された農薬は、それらの神経系への影響に関する農薬の累積評価グループの設定に関する報告書において特定され、判定された。
 ばく露量評価は2014年、2015年及び2016年における公式の農薬監視プログラムに基づき欧州連合(EU)の加盟国により収集されたモニタリングデータ、及び様々な国、様々な年齢グループから抽出された10の消費者集団の個々の食品消費量データを使用した。
 SASソフトウェアに実装された2次元の確率モデルにより、農薬の各グループの推定ばく露量が得られた。その結果は、モンテカルロリスク評価(MCRA)ソフトウェアを使用して、オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)により算出された推定ばく露量に対して検証された。両ツールともにほぼ同一の結果を示し、小さな差異は主に確率モデルの変量効果によるものであった。この報告書において得られた推定ばく露量は、神経系へ急性影響を及ぼす農薬の累積摂食リスクの判定に関する最終報告書に使用される。最終報告書はハザード評価及びばく露量評価を組合せ、全ての関連する不確実性を含む統合リスク判定を行う。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5764