食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05160370149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えトウモロコシMON810栽培に関する2017年市販後環境モニタリング報告の評価を公表
資料日付 2019年6月13日
分類1 -
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概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は6月13日、遺伝子組換えトウモロコシMON810栽培に関する2017年市販後環境モニタリング報告の評価を公表した(5月24日採択、PDF版38ページ、doi.org/10.2903/j.efsa.2019.5742)。概要は以下のとおり。
欧州委員会からの要請を受け、EFSAは、Cry1Ab発現トウモロコシイベントMON810の栽培に関する2017年市販後環境モニタリング(PMEM)報告を評価した。
前年同様、スペインにおける避難所の要件(refuge requirements)の遵守は部分的であると報告された。2017年トウモロコシ生育期にスペイン北東部で捕獲され、Cry1Ab感受性について検査したメイガ及びヨトウ(European and Mediterranean corn borer)個体群は、トウモロコシMON810抵抗性の兆候を示さない。農業事業者苦情システム(farmer complaint system)は蛾(corn borers)による突発的圃場被害の通報を受理していない。農業事業者アンケート並びに関連する科学出版物の評価は、トウモロコシMON810栽培から派生するヒトの健康・動物衛生・環境に対する突発的有害影響を指摘しない。環境モニタリングに関わる既存ネットワークの利用に関する情報は提供されていない。全体として、2017PMEMにて報告されたエビデンスは、EFSA及びGMOパネルによるトウモロコシMON810の安全性に関する既存の評価を無効にするものではないと結論する。
過年度同様、EFSAは抵抗性モニタリングに関わる方法論的及び報告上の欠陥を特定しており、これらは以後のPMEM報告にて修正が必要である。特にモニタリング計画は、推奨されている3%の抵抗性対立遺伝子頻度を検出するために十分となる感度を有しておらず、2017年の実施も同様であった。
上記の結果を受け、EFSAは関係者に以下を強く推奨する。
(1) トウモロコシMON810の採用頻度が高い地域(即ち、スペイン北東部)において、避難所の要件を完全に遵守すること。
(2) 抵抗性モニタリング計画の感度を改善する。既述である、抵抗性モニタリング並びに農業事業者アンケートにおける方法論的・分析的・報告上の限界に対処する。
(3) スペイン北東部のメイガ及びヨトウ個体群においてF2-スクリーニングを実施する。
加えて、関連するステークホルダーは、遺伝子組換え植物の総括的監視を目的とする環境モニタリングに関わる既存ネットワークを最大限利用することを可能にするために、方法論的フレームワークを実行すべきである。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5742