食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05160190164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、動物飼料の生産における微生物学的ハザードに関する報告書を公表 |
資料日付 | 2019年6月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は6月7日、動物飼料の生産における微生物学的ハザードに関する報告書を公表した。 ヒトの病原体となる微生物は動物の飼料中に存在する可能性がある。最も頻繁に検出されるヒトの病原体はサルモネラ属菌である。油糧種子ミールのような工業生産される飼料の、たんぱく質が豊富な原料及び動物由来の原料は、飼料がサルモネラ属菌に汚染される主なリスクとなる原料である。 汚染された飼料の摂取によって動物が感染する可能性がある。感染した動物や汚染された飼料との直接的な接触、または卵や肉のような感染した動物由来の食品の摂取によって、飼料由来の人獣共通感染症病原体へヒトがばく露する可能性がある。サルモネラ属菌は動物及び動物由来食品で検出される。また、動物及び動物由来食品のサルモネラ属菌の汚染率、及びオランダ国民のサルモネラ属菌への感染率は既知である。しかしまだ、ヒトのサルモネラ感染者数に対する、飼料中の同菌が原因となった感染者数の割合は、様々な理由から評価できない。例えば、ヒトや動物において飼料以外の感染源のサルモネラ属菌汚染率のデータが不足している。 飼料がサルモネラ属菌の汚染源である場合、最終製品の再汚染を避けるための厳格な衛生対策の実施とともに、熱処置のような工程を実施することによって、汚染のリスクは減少させることができる。再汚染を防ぐことができない場合又は生の食品や未処理飼料の場合、サルモネラ属菌に汚染されていない原料の義務的な使用が、サルモネラ汚染飼料によるリスクを最小限にする効果的な対策となると考えられる。 報告書(78ページ)は下記URLから入手可能。 https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2017-0066.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | - |
URL | https://www.rivm.nl/publicaties/microbiologische-gevaren-in-diervoederproductieketen |