食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05160110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分エマメクチンの現行のキウイ及びももにおける残留基準値(MRLs)の改正に関する理由を付した意見書公表
資料日付 2019年6月10日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月10日、農薬有効成分エマメクチン(emamectin)の現行のキウイ及びももにおける残留基準値(MRLs)の改正に関する理由を付した意見書(2019年5月5日承認、26ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5710)を公表した。概要は以下のとおり。
 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の第6条の規定に従って、Syngenta France社よりももにおけるエマメクチンの現行のMRLの改正を求める申請書、及びSyngenta Italia社よりキウイにおけるエマメクチンの現行のMRLの改正を求める申請書が各々の国の管理当局に対して提出された。
 申請をサポートする提出データは、キウイ及びももに関するMRL案を導出するのに十分であった。バリデーションのとれた0.001mg/kgの定量限界(LOQ)で、検討対象の作物におけるエマメクチン安息香酸塩(emamectin benzoate)の使用に由来する残留物を管理するのに適切な規制のための分析法が利用可能である。
 EFSAはリスク評価の結果に基づいて、農業生産工程管理に従ってエマメクチン安息香酸塩を使用した結果生じる残留物の短期的及び長期的摂取が、消費者の健康にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。
EFSAによるMRLの改正案は次のとおり。
品目      現行MRL mg/kg     MRL改正案 mg/kg     
キウイ       0.01            0.15
もも        0.03            0.15
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5710