食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05150260475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、エポキシコナゾールを有効成分とする農薬の販売許可の撤回を通知したことを公表
資料日付 2019年5月28日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は5月28日、エポキシコナゾールを有効成分とする農薬の販売許可の撤回を通知したことを公表した。
 ANSESは殺菌剤としてのエポキシコナゾールの内分泌かく乱作用に関する意見書を公表した。内分泌かく乱物質に関する新たな欧州規則の基準に従い、この物質の内分泌かく乱作用を確認した。また、この物質は欧州の代替候補物質のリストに挙げられている。ANSESはエポキシコナゾール製品を市場から撤退させ、販売許可保持者にその意向を通知する必要があると考える。
 エポキシコナゾールは殺菌作用があり、農作物(穀類、てんさいなど)に散布し、広範なフランスの農地に使用されている。フランスでは約200トンのエポキシコナゾールが毎年販売されている。
 2017年12月に内分泌かく乱物質に関する欧州規則が採択され、2018年5月に評価指針が実施された後直ちに、ANSESはエポキシコナゾールの内分泌かく乱作用に関する自ら評価を実施した。その結果、ヒト及び非標的生物に対し内分泌かく乱作用があり、ヒト及び環境に危惧すべきリスクがあると結論付けた。
 ANSESは、フランスでのエポキシコナゾール製品の使用中止を当局に通知し、その決定を欧州委員会(EC)及び加盟国の管轄官庁に通知する予定である。
 意見書は下記URLから入手可能。
https://www.anses.fr/fr/system/files/PHYTO2018SA0289.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) -
URL https://www.anses.fr/fr/content/produits-phytopharmaceutiques-fongicides-%C3%A0-base-d%E2%80%99%C3%A9poxiconazole-l%E2%80%99anses-annonce-le-retrait