食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05150230149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ホセチル及びホスホン酸のばれいしょ及び小麦への現行の残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2019年5月27日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月27日、ホセチル(fosetyl)及びホスホン酸(phosphonic acid)のばれいしょ及び小麦への現行の残留基準値(MRL)の改正に関する理由を付した意見書(2019年4月4日承認、31ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5703)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005第6条の規定に従って、Luxembourg Industries (Pamol) Ltd 及びDe Sangosse SASはフランスの管理当局に対して、ばれいしょ、小麦及びいくつかの畜産物へのホスホン酸カリウム(potassium phosphonates)の使用に関連してホセチル及びホスホン酸の現行のMRLの改正の申請書を提出した。 申請をサポートする提出データは、検討対象の作物及び畜産物に関して提案されたMRLを導出するのに十分であった。水分含有量の多い食品及び乾燥食品ではバリデーションのとれた0.01mg/kgの定量限界(LOQ)、酸性度の高い食品では同0.1mg/kgで、畜産物及び卵では同0.05mg/kg、乳では同0.01mg/kgで、検討対象の食品におけるホスホン酸の残留物を管理するのに適切な規制のための分析法が利用可能である。 EFSAはリスク評価の結果に基づき、報告された農業生産工程管理に従ったホスホン酸カリウムの使用から生じる残留物の摂取が消費者にリスクを及ぼすことは考えにくいと結論付けた。 EFSAによる主なMRLの改正案は次のとおり。 品目 現行MRL mg/kg MRL改正案(1) mg/kg MRL改正案(2) mg/kg ばれいしょ 30 200 150 小麦 2.0 150 80 豚(筋肉) 0.5 0.7 0.5 乳 0.1 0.5 0.4 卵 0.1 0.7 0.5 案(1) 規制のための残留物定義(現行と同じ):ホセチルアルミニウム(fosetyl-Al)(ホセチル、亜リン酸及びそれらの塩の総量をホセチルに換算) 案(2) 規制のための残留物定義(改正案):亜リン酸及びそれらの塩を亜リン酸に換算 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5703 |