食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05140240314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は4月24日、トウガラシ中のカルボフランによる健康影響に関する意見書を公表 |
資料日付 | 2019年4月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は4月24日、トウガラシ(red chilli)中のカルボフラン(carbofuran)による健康影響に関する意見書No.015/2019を公表した。概要は以下のとおり。 国立検査機関の一つが行った検査で、冷凍の鞘なしトウガラシから残留農薬のカルボフランが検出された。連邦食糧農業省(BMEL)の要請を受け、BfRは健康影響評価を行った。その結果、現在の科学的知見に基づけば、消費者の健康への影響は考えにくいことが明らかになった。 検出された残留濃度(カルボフラン及び3-OH-カルボフランの総量として0.061mg/kg)及びトウガラシの推定摂取量を考慮すれば、急性参照用量(ARfD)は小児及び成人において超過しない。 カルボフランに関しては広範な毒性学研究が行われている。 世界保健機関は2008年、カルボフランに関して、許容一日摂取量(ADI)を0.001mg/kg体重/日、ARfDを0.001mg/kg体重としている(Cmaxを根拠とし、安全係数を25)。 欧州食品安全機関(EFSA)は2009年、カルボフランに関して、ADIを0.00015mg/kg体重/日、ARfDを0.00015mg/kg体重と設定している(最小毒性量(LOAEL)を根拠とし、安全係数を200)。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | - |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/343/gesundheitliche-beeintraechtigung-durch-carbofuran-in-rotem-chili-unwahrscheinlich.pdf |