食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05130670149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用豚及びマイナー種の豚に使用する飼料添加物としてのCinergy(登録商標)Life B3 HiCon(Bacillus amyloliquefaciens NRRL B-50508株、B.amyloliquefaciens NRRL B-50509株、及びBacillus subtilis NRRL B-50510株を含む)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年3月20日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月20日、肉用豚及びマイナー種の豚に使用する飼料添加物としてのCinergy(登録商標)Life B3 HiCon(Bacillus amyloliquefaciens NRRL B-50508株、B.amyloliquefaciens NRRL B-50509株、及びBacillus subtilis NRRL B-50510株を含む)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2019年2月27日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、B.Amyloliquefaciensの2種類の菌株及びB.Subtilisの1種類の菌株の生芽胞を含み、最小添加濃度1.5×10の8乗コロニー形成単位(CFU)/kg完全配合飼料で肉用豚及びマイナー種の豚に使用することを意図している。
 Bacillus属の2種類の菌種は、 安全性評価における安全性適格推定(QPS)手法の要件を満たすと判断される。即ち、当該菌種のアイデンティティ(identity)は確立されており、毒素産生性の可能性(toxigenic potential)はないとのエビデンスや、ヒト及び動物の治療において重要な抗生物質に対する獲得薬剤耐性決定因子がないとのエビデンスがある。
 当該3種類の菌株のアイデンティティ(identity)は確立されており、毒素産生性の可能性はないことが確認されている。
 B.Amyloliquefaciensの2種類の菌株は、関連する抗生物質に対する耐性はなかったことから、対象動物種、消費者及び環境に対して安全であると推定される。B.Subtilisの1種類の菌株は、ストレプトマイシンに対する低レベルの抵抗性が示されたが、獲得耐性遺伝子は特定されなかった。したがって、この菌株もQPS手法の要件を満たしており、対象動物種、消費者及び環境に対して安全であると推定される。
 他の成分によってもたらされる懸念はないことから、Cinergy(登録商標)Life B3 HiConもまた、対象動物種、消費者及び環境に対して安全であると判断される。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5647