食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05130220149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ジメテナミド-Pに関する補強データの評価に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2019年4月10日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は4月10日、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の第12条に基づいた農薬有効成分ジメテナミド-P(dimethenamid‐P)の残留基準値(MRL)のレビューにおいて提出を要請された補強データの評価に関する理由を付した意見書(2019年3月25日承認、22ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5663)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAは2013年、ジメテナミド-PのMRLに関してレビューを実施した際にいくつかの情報が入手できなかったため暫定MRLを導出した。葉菜類又は球根状の野菜類(bulb vegetables)に属する作物において、短期の収穫前期間(PHI)に葉面への施用後のジメテナミド-Pの分解を調査する植物代謝試験が補強データとして要請された。
 ピアレビュー(ジメテナミド-Pの認可更新手続きの枠組み)は新旧の代謝試験に基づき、全ての作物において現行の規制上、及びリスク評価上の残留物定義を変更し、ジメタナミド-Pの代謝物M30((2RS)-3-(2-{(2
,4-dimethylthiophen-3-yl)[(2S)-1-methoxypropan-2-yl]amino}-2-oxoethanesulfinyl)-2-hydroxypropanoic acid)及びM26((2RS)-3-[(2-{(2
,4-dimethylthiophen-3-yl)[(2S)-1-methoxypropan-2-yl]amino}-2-oxoethyl)sulfanyl]-2-hydroxypropanoic acid)を含めるよう提案した。残留物定義の変更に関する最終的な結論はまだ下されていないため、現行の残留物定義がまだ適用可能である。
補強データに基づくMRL案は次のとおり。
・spring onions : 0.01mg/kg(MRL案)、0.01mg/kg(現行MRL)       
・レタス : 0.01mg/kg(MRL案)、0.01mg/kg(現行MRL)
・escarole : 0.01mg/kg(MRL案)、0.01mg/kg(現行MRL)
・ハーブ等 : 0.01mg/kg(MRL案)、0.01mg/kg(現行MRL)
リスク管理機関による更なる検討が必要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5663