食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05120470470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、分子及びゲノムタイピングを欧州のサーベイランス及び複数国間での集団感染調査に組み込むための戦略的枠組みに関する技術報告書を公表 |
資料日付 | 2019年4月4日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は4月4日、分子及びゲノムタイピングを欧州のサーベイランス及び複数国間での集団感染調査に組み込むための戦略的枠組みに関する技術報告書(54ページ)を公表した。 本報告書は、EU全域で進められている疾病サーベイランス、ゲノムサーベイランス及び複数国間での集団感染について支援するための拡張分子タイピングの進捗をまとめている。また、どのように加盟各国が全ゲノムシーケンシング法(WGS)を公衆衛生事業に使用するのかを記述し、WGSの有効性についての現在の証拠を総括している。 当該戦略的枠組み案では2019年から2021年までの中期の統合に関して優先される病原体/疾病の改定リストを設定する。本期間において、ECDCは複数国間での集団感染調査や継続的なEUのサーベイランス及び定点サーベイランスの支援の準備及び/又は実施を提案する。高品質の塩基配列データを報告するための準備態勢の違いはあるものの、以下に示す実施項目と病原体は特に関連する ・塩基配列に基づくタイピングを通した複数国間での集団感染調査への支援 カンピロバクター、クロストリジウム・ディフィシル、A型肝炎ウイルス、レジオネラ属菌など ・EU全域での塩基配列に基づく継続的サーベイランス インフルエンザウイルス、リステリア・モノサイトゲネス、多剤耐性結核菌、髄膜炎菌など ・定点サーベイランスあるいは検査 抗生物質耐性淋菌、百日咳菌、カルバペネムあるいはコリスチン耐性腸内細菌科細菌など 本報告はさらに、EUレベルでの塩基配列に基づくタイピングデータと疫学的データを組み合わせた運用プラットフォーム及び統合された解析的枠組みの開発に必要な技術的段階の概要を述べている。 当該技術報告書は以下のURLより入手可能。 http://ecdc.europa.eu/sites/portal/files/documents/framework-for-genomic-surveillance.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://ecdc.europa.eu/en/publications-data/ecdc-strategic-framework-integration-molecular-and-genomic-typing-european |