食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05120330470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、EU5か国におけるリステリア・モノサイトゲネスST1247株の複数国にまたがるクラスターに関する疫学情報を更新 |
資料日付 | 2019年3月27日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は3月27日、EU5か国におけるリステリア・モノサイトゲネスST1247株の複数国にまたがるクラスターに関する疫学情報を更新した。 1. ECDCはデンマークで起きたリステリア・モノサイトゲネスST1247株による9件の集団感染及び2014年から2018年の間に起きた別の9件の集団感染(エストニア2件、フィンランド2件、フランス1件、スウェーデン4件)において、微生物学的な関連性を確認した。 2. ECDCによる国家規模での全ゲノムシーケンス法(WGS)解析によって、上述18件の集団感染から分離された全ての菌株で、互いに対立遺伝子の違いが2以内であることが明らかになった(Moura schemeを用いたコアゲノム多座塩基配列型別法(cgMLST)による)。 3. 最新の事例はデンマークにおいて2019年2月に報告されている。 4. ECDCが先導し、2018年に発表されたWGSを用いた大規模研究では、大半のリステリアによる集団感染は(本事例を含めて)未検出のままであることを示している。この研究はEU内での重篤なリステリア症例の半分以上について、多くが現在のサーベイランスシステムでは十分な早さで捕捉されないクラスターに属することを示唆している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | - |
URL | https://ecdc.europa.eu/en/news-events/multi-country-cluster-listeria-monocytogenes-st1247-five-eu-countries |