食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05110060149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、提供された新情報及び使用量の拡大提案を考慮した食品添加物としてのラウロイルアルギニンエチル(ethyl lauroyl arginate)(E243)の安全性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2019年3月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月8日、提供された新情報及び使用量の拡大提案を考慮した食品添加物としてのラウロイルアルギニンエチル(ethyl lauroyl arginate)(E243)の安全性に関する科学的意見書(2019年1月30日採択、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5621、22ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 E243は欧州連合(EU)において、加熱処理された肉製品のみに既に使用が認可されている(いくつかの例外がある)食品添加物である。食品添加物としてのE243の安全性は2007年にEFSAにより評価され、0.5mg/kg 体重(bw)の許容一日摂取量(ADI)が設定された。 本評価は、申請者により詳述された利用可能なデータの新たな解釈、及びE243の認可された現行の使用量及びそれに対しての変更提案に関して食品添加物及び香料に関するパネル(FAFパネル)により算出されたばく露量に基づいている。FAFパネルは、2007年のE243の当初の評価に関して提出された申請書類に含まれていた毒性学的試験のいくつかの結論の再試験を含む新たな情報を検討した。 FAFパネルは、新情報は新たな科学的エビデンスを含んでいないと結論付けた。食品添加物、香料、加工助剤及び食品接触材料パネル(AFCパネル)及び食品添加物及び食品に添加される栄養源に関する科学パネル(ANSパネル)の以前の科学的意見書において表明された懸念及び不確実性は対応されておらず、現行のADIを変更する正当な理由はない。 FAFパネルはこれらに基づき、E243に関して現在認可されている最大量(ML)を使用して算出した推定ばく露量は、95パーセンタイルでの幼児及び子供において現行のADI0.5mg/kg 体重(bw)に到達するであろうと結論付けた。提案された新たな用途及び使用量では、全ての年齢集団における摂取量の平均値でADIを超過すると想定される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5621 |