食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05100420149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、めん羊に使用する飼料添加物としてのモリブデン化合物(E7)・モリブデン酸ナトリウム二水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年2月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月27日、めん羊に使用する飼料添加物としてのモリブデン化合物(E7)・モリブデン酸ナトリウム二水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2019年1月23日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 当該添加物は、現在、欧州連合(EU)において、栄養添加物(微量元素化合物)として全動物種への使用が認可されている。
 銅:モリブデン(Cu:Mo)の最適比率3~10や、めん羊に使用する完全配合飼料中の最大認可総銅量(15mg/kg)を考慮し、EFSAの「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、総モリブデン量の濃度が2.5mg/kg完全配合飼料の場合はめん羊に対して安全であると結論付けた。
 同パネルは、以下の4点を考慮し、飼料添加物としてのモリブデン酸ナトリウムを、総モリブデン量濃度を2.5mg/kg完全配合飼料でめん羊に使用することは消費者に対して安全であると結論付けた。
1.モリブデンの安全な摂取量である0.6mg/日
2.欧州における食品経由のモリブデン推定平均摂取量(通常100μg/日未満)
3.総モリブデン摂取量への動物由来食品による寄与(最大22%になると推定される)
4.モリブデンは、当該添加物を安全なレベルの上限で添加した飼料を給餌されためん羊の可食組織や、当該めん羊に由来する製品には蓄積しないと考えられる。
 
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) -
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5606