食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05080580475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、カンゾウ(甘草)を配合したルバーブサプリメントの不適切な摂取による重度の低カリウム血症の事例に関する意見書を公表
資料日付 2019年1月28日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は1月28日、カンゾウを配合したルバーブサプリメントの不適切な摂取による重度の低カリウム血症の事例に関する意見書を公表した。
 ANSESは2009年に開始した栄養監視対策によって、ルバーブサプリメントの不適切な摂取(意図的な過剰摂取)との関連が疑われる重篤な有害事象(4段階の重症度スコアのうち生命を脅かすレベル3)の報告を受けた。栄養監視対策のデータべースに記録されたこの事例はサプリメント摂取との因果関係はおそらくあると判断された。
 有害事象の重症度を鑑み、消費者の安全のために、一般人及び医療専門家にこの事例について知らせる必要があると考えた。
 文献によると、低カリウム血症はカンゾウの摂取によって生ずる。ルバーブは緩下作用を有し、間接的に低カリウム血症を引き起こすこともある。今回の有害事象の重症度はこの2種の植物を一緒に過剰摂取したことが原因である可能性がある。
 この事例で、サプリメントは体重減少を目的として摂取された。ANSESは2010年に公表した調査報告に基づき、正式な医療指示なく体重を減少させることにはリスクを伴うので、医療専門家の助言が必要であると強調した。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/system/files/NUT2018SA0209.pdf