食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05080360104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、生乳(未殺菌乳)の摂取による3症例目のリファンピン/ペニシリン耐性ブルセラ属菌RB51株感染者に関して、健康警告ネットワーク(HAN)勧告を公表
資料日付 2019年1月23日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は1月23日、生乳(未殺菌乳)の摂取による3症例目のリファンピン/ペニシリン耐性ブルセラ属菌RB51株感染者に関して、健康警告ネットワーク(HAN)勧告を公表した。概要は以下のとおり。
 ニューヨーク州保健省及びペンシルベニア州保健省は、ペンシルベニア州QuarryvilleにあるMiller’s Biodiversity農場の生乳(未殺菌乳)摂取に関連する可能性があるブルセラ属菌RB51株ばく露について調査を行っている。ブルセラ症の症状には、発熱、発汗、倦怠感、食欲不振、頭痛、疲労、筋肉痛及び関節痛、並びに潜在的にはより深刻な合併症(例えば、心内膜炎、肝腫大、脾腫及び神経系の症状)等がある。妊娠中の患者では、ブルセラ感染が流産と関連する可能性がある。発症は、ばく露後5日から6か月の間に起こる。2019年1月22日現在、19州において、ばく露が確認されている。
 当該調査は、2017年8月以降、米国で発生した生乳によるブルセラ属菌RB51株によるブルセラ症で既知の3人目の症例に関連している。2018年11月にペンシルベニア州QuarryvilleにあるMiller’s Biodiversity農場から購入した生乳を摂取したニューヨーク州の住民がブルセラ症と診断された。
 ブルセラ属菌RB51株は畜牛の弱毒生ワクチン株で、乳中に排出され、ヒトへの感染を引き起こす可能性がある。RB51株はリファンピン及びペニシリンに耐性がある。RB51感染を検出するための有効な血清学的検査はない。症状のあるばく露者には、診断検査として血液培養が推奨される。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) -
URL https://emergency.cdc.gov/han/han00417.asp