食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05080200149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分イマザモックスの残留基準値(MRL)の補強データの評価に関する理由を付した意見書公表
資料日付 2019年2月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月1日、農薬有効成分イマザモックス(imazamox)の残留基準値(MRL)のレビューに続く補強データの評価に関する理由を付した意見書(2018年12月21日承認、30 ページ、doi: 10.2903/j.efsa.2019.5584)を公表した。概要は以下のとおり。
 BASF SEはフランスの監督当局に対して、欧州議会及び理事会規則(EC) No 396/2005の第12条の規定に基づくMRLのレビューの枠組みにおいて入手できないと特定された補強データを評価するための申請書を提出した。
 そのデータギャップに対応するために、BASF SEはコメに関する新たな残留物試験結果を提出した。試験回数が十分でなかったため、データギャップは部分的にしか対応されていないと考察された。代謝試験及び規制の分析法に関する残りのデータギャップは、イマザモックスの認可更新の枠組みにおいて対応された。
 植物由来の食品に対する規制のための、及びリスク評価のための残留物定義が導出され、イマザモックスの毒性学的基準値が改正された。コメに関して提出された残留物データ及び新たな毒性学的基準値を用いて、以前の消費者リスク評価が更新された。消費者による摂取懸念は特定されなかった。
 この意見書は、欧州連合(EU)のMRL規則において設定されている暫定的なMRLsを改正する決定をするために必要な情報をリスク管理機関に提供することを意図している。EFSAは更に、ピアレビューの枠組みで導出された新たな残留物定義を考慮して、イマザモックスの現行の全てのEUのMRLsをレビューすることを勧告している。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5584