食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05070540149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、2017年における新興リスクに関するEFSAの活動に関するテクニカルレポートを公表 |
資料日付 | 2019年1月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月14日、2017年における新興リスク(emerging risks)に関するEFSAの活動に関するテクニカルレポート(2018年11月22日承認、59ページ、doi:10.2903/sp.efsa.2019.EN-1522)を公表した。概要は以下のとおり。 新興リスクに関するEFSAの活動の主な目的は、(1)EFSAの権限内領域において新興リスクを特定する活動を実施すること、(2)新興リスクの特定法を開発し改善すること、である。 本レポートは、新興リスクの特定手順に携わる全てのグループの活動、2017年に特定された事案、開発中の方法論の説明、及び共同活動についてまとめている。 EFSAの知識ネットワークには、新興リスク情報交換ネットワーク、新興リスクに関する利害関係者検討グループ、EFSAの科学ユニット・科学パネル・科学委員会、及び、その作業グループが含まれる。 様々な利害関係者により使用されている新興リスクの特定手順の概要が紹介されている。脆弱性や変化の推進要因の特定に用いる世界規模のフードチェーン分析の適用性に関するプロジェクト(AQUARIUS)、加盟国と助成金協定を締結した新興リスクの特定に用いる方法論及び共同研究ツールの開発(DEMETER)、及び欧州におけるシガテラ食中毒に関するデータ収集(EuroCigua)が現在進行中である。化学物質のスクリーニングに用いる手順の適用に関する新たなプロジェクト(REACH2)が開始された。 2017年には17件の潜在的な新興事案が事前に定められた次の基準に照らして評価された。(a)新たなハザード、(b)新たな、又は増加したばく露、(c)新たな感染しやすい集団、(d)新たな推進要因。5件が新興事案としては考えられないとされた。以前に特定された事案に関する知識及び実施された措置の進展のフォローアップは非常に困難であり、新興リスクの特定手順の成果は特定された事案数に基づくべきではなく、そのプロセス自体に基づくべきである。 EFSA内部(EFSAのユニット、EFSAのネットワーク、パネル、作業グループ)、EUの機関・国際機関に属する科学コミュニティとの連携強化がEFSAの優先事項であるが、手順をより有効にするため、利用可能な大量のデータ及び情報を管理するデータ管理システム及びデジタル連携プラットフォームが必要である。 |
地域 | --未選択-- |
国・地方 | --未選択-- |
情報源(公的機関) | --未選択-- |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1522 |