食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu05070400149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えとうもろこしMON 89034×1507×NK603×DAS‐40278‐9及びその下位掛け合わせ系統に対する評価に関する科学的意見書を公表
資料日付 2019年1月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) 欧州食品安全機関(EFSA)は1月16日、規制(EC) No 1829/2003 に基づき、遺伝子組換えとうもろこしMON 89034×1507×NK603×DAS‐40278‐9及びその下位掛け合わせ系統に対する、それらの起源とは独立した、食品・飼料としての使用及び輸入・加工のための評価に関する科学的意見書を公表した(application EFSA‐GMO‐NL‐2013‐112)(11月28日採択、PDF版30ページ、doi.org/10.2903/j.efsa.2019.5522)。概要は以下のとおり。
とうもろこしMON 89034×1507×NK603×DAS‐40278‐9 (4イベントスタックとうもろこし)は、MON 89034、1507、NK603、及び、DAS‐40278‐9の単一イベントを組合わせるため、掛け合わせにより作出された。遺伝子組換え生物(GMO)パネルは、既に、4系統の単一イベント及びそれらに由来する下位掛け合わせ4系統を評価しており、安全性の懸念は特定されていない。また、この既存の結論を変更しうる新たなデータは特定されていない。分子特性決定、比較解析(農学的・表現型的・組成特性的)、及び、毒性学的・アレルゲン性・栄養的評価の結果から、4イベントスタックとうもろこしにおける単一イベント及び新たに発現するタンパク質の組合わせは、食品、飼料の安全性や栄養上の懸念を生じない。GMOパネルは、4イベントスタックとうもろこしは、当該申請に記載されているとおり、非GMコンパレータ及び試験に用いられた非GM対照品種同様に安全かつ栄養価があると結論する。4イベントスタックとうもろこしの発芽可能な穀粒が偶発的に環境に放出された場合、環境に対する安全性の懸念は生じない。
GMOパネルは、実験データが提出されていない下位掛け合わせ6系統における単一イベント間の相互作用の可能性を評価し、単一イベント系統、評価済み下位掛け合わせ系統、及び、4イベントスタックとうもろこし同様に、安全かつ栄養価を有すると予想されると結論する。
市販後環境モニタリング報告計画及び報告間隔は、4イベントスタックとうもろこしの意図された用途に則している。
GMOパネルは、4イベントスタックとうもろこし及びその下位掛け合わせ系統は、ヒト、動物及び環境に対する潜在的影響に関して、非GMコンパレータ及び試験に用いられた非GM対照品種同様に安全かつ栄養価があると結論する。
当該科学的意見書は下記URLより入手可能。
https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5522


地域 --未選択--
国・地方 --未選択--
情報源(公的機関) --未選択--
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2019.5522