食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05070280470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、カンピロバクター症に関する2016年疫学報告書を公表 |
資料日付 | 2018年12月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は12月19日、カンピロバクター症に関する2016年疫学報告書を公表した(6ページ)。概要は以下のとおり。 1.カンピロバクター症は欧州連合/欧州経済領域(EU/EEA)では大変一般的な胃腸疾患である。 2.2016年にEU/EEAの29か国で248 ,752人のカンピロバクター症確定症例が報告された。 3.2016年のEU/EEA全体の届出率は人口10万対66.0症例であった。 4.カンピロバクター症は5歳未満の小児が他の年齢層に比べて多く、全体の届出率は人口10万対144.4症例であった。 5.カンピロバクター症には明確な季節性があり、夏季の数か月間に症例数の鋭い山及び1月に小さい山が見られた。 6.多くの国で、ヒトのカンピロバクター症に共通する食中毒源は鶏肉である。ヒトの感染症と同様に、肉用若鶏でのカンピロバクターのコロニー形成にもはっきりした季節性があり、北欧では特に夏季にリスクが高まる。家きん類は全体として、環境的伝播及び直接の接触、更に家きん肉の摂取と調理を併せて、症例のおよそ80%の原因になっていると推定される。他の感染源は、未殺菌の飲用水、野鳥、ペット及び環境となっている。 MLST(多座塩基配列型別)法を用いた研究が、ヒトのカンピロバクター症の感染源の解明に貢献している。例として、フランスでは鶏が主な感染源であり、次いで反すう動物や愛玩動物となっていた。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 http://ecdc.europa.eu/sites/portal/files/documents/AER_for_2016-campylobacteriosis.pdf |
地域 | --未選択-- |
国・地方 | --未選択-- |
情報源(公的機関) | --未選択-- |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | https://ecdc.europa.eu/en/publications-data/campylobacteriosis-annual-epidemiological-report-2016 |