食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu05070040149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換え(GM)Trichoderma reesei RF7206株由来の食品用酵素リゾホスホリパーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2019年1月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は1月22日、遺伝子組換え(GM)Trichoderma reesei RF7206株由来の食品用酵素リゾホスホリパーゼの安全性評価に関する科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 遺伝子組換えに関しては、安全性の懸念を引き起こさない。当該食品用酵素は、生産に使用した菌株も組換えDNAも含まない。当該食品用酵素リゾホスホリパーゼは、グルコースシロップ(異性化糖液)製造のためのでん粉の加工で使用することを意図している。総有機固形物(TOS)の残留物はグルコースシロップ製造時の精製段階により除去されるので、したがって、摂食由来のばく露量は算出しなかった。 遺伝毒性試験において、安全性の懸念を引き起こさなかった。全身毒性は、ラットにおける90日間反復経口投与毒性試験により評価した。「食品接触材料、酵素及び加工助剤に関するパネル」(CEPパネル)は、無毒性量(NOAEL)が試験した最大用量の927mgTOS/kg体重/日であると特定した。 既知のアレルゲンのアミノ酸配列との類似性を調べ、合致するものはなかった。CEPパネルは、意図した使用条件下で、当該食品用酵素の摂食由来のばく露によるアレルギー感作及び誘発(elicitation)反応のリスクは除外できないが、そのような反応の起こる可能性は低いと見なした。 CEPパネルは、提供されたデータ及び意図した食品製造工程時のTOS除去に基づき、意図した使用条件下では、当該食品用酵素が安全性の懸念を引き起こさないと結論付けた。 |
地域 | --未選択-- |
国・地方 | --未選択-- |
情報源(公的機関) | --未選択-- |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5548 |